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ミステリー?コンサートに行った形跡はあれど、記憶がない!

アシュケナージ・父子ピアノ
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今回は作品の感想ではありません。私の中のミステリーに関する話です。

コンサートに行ったのに、全く記憶がないのです!

そんなことありますか?

音楽にしても、会場にしても、何がしかの記憶が残っていても不思議ではないのに…

でも、確実にコンサートに行ったという証拠が残っているのです。

今回は、歳をとって記憶に自信を失いつつあるオジサンの悲しいお話です。

この記事は、決してアシュケナージ父子のコンサートの良し悪しを論じているものではありません。
私自身に由来する事象の考察です。

コンサートに行ったことの証拠

アシュケナージ・父子ピアノ

私の性格からくる行動(習性)のひとつに、「大切な記録はファイルして残しておく」というものがあります。

例えば、次のようなものをファイリングしています。

  1. 引っ越しにまつわる契約書関連書類
  2. 定期的に公的機関へ提出するような書類
  3. スマートフォンなどの契約書類
  4. 子供の学校関連の提出書類
  5. コンサートのチケット、チラシ、プログラム等

etc...

もちろん、ありとあらゆる事柄に対して、同じような対応をしているわけではありません。

このような習慣を身に付けることになったのには、会社勤めの際の年末調整の提出が少なからず影響していると思われます。毎年のように「去年、どう書いたっけ?」ということを繰り返していました。そのような煩(わずら)いを回避するための自衛的行為といえるでしょう。

上述のリストの⑤「コンサートのチケット、チラシ、プログラム等」も、なぜかファイリングの対象にしていました。もちろん、現在のようなブログを書くことになるとは思ってもいないときからです。

全てファイリングされているはずなのに、1つだけ謎が残るコンサートがあります。それが「アシュケナージ父子による(おそらくは)ピアノコンサート」です。

チケットもプログラムも残っていません。私の記憶にも全く残っていません。(アシュケナージさんたちに対して申し訳ないです。すみません)

しかし…アシュケナージ父子のサイン入りCDが2枚存在しています。

サインをもらいたがる私のミーハー的な側面については、以前にも紹介したかと思います。コンサート会場で販売されているCDの購入特典としてサインがもらえることがあり、私は家族を待たせてでもその列に並ぶのです。

今回、CDが2枚あります。推測ですが、おそらく過去の私はこう考えたのだろうと思います。「アシュケナージさんと息子さんのサインをもらうには、2枚購入する必要があるはずだ」と。

【1CD・1サインの原則】を自分勝手に適用したのだと思います。

ところが、上図のようにCD1枚に対してお二人がサインをしてくださっています。大変ありがたいことですが、【1CD・1サインの原則】の崩壊です。

このサイン入りCDの存在が、私がアシュケナージ父子のコンサートに行ったことの確かな証拠なのです。

ウラディーミル・ダヴィドヴィチ・アシュケナージ氏(父)は、ピアニストであり指揮者でもある人物です。
NHK交響楽団の音楽監督を務めた人物でもあります。

妻の証言と私の出した結論

脳のイメージ

ここ数年、出かけようとして靴を履いた瞬間、財布とカギを忘れていることに驚くことがあります。頻繁にではありませんが、年齢による脳の衰えを感じずにはいられません。

アシュケナージ父子のコンサートについても記憶に自信が無かったので、妻に話してみました。妻曰く「何年か前、親子でピアノのコンサートがあるとか言ってたよ!」という答えが返ってきました。

やはり私は、アシュケナージ父子のコンサートに行ったのです。そして、お二人の演奏を聴いたはずなのです。

なのに…なぜ全く覚えていないのでしょうか?

物凄く悲しいです。演目の一部でも覚えているとか、聴いたときの気持ちを覚えているとか、何がしか記憶にあってもいいはずなのに…。

CDは2009年(平成21年)と2011年(平成23年)に発売されているようです。ということは、2011年以降にコンサートがあったはず。

私は年に何回もクラシックコンサートに行けるような生活をしているわけではありません。ここ10年以内にあったはずの大きな出来事が、記憶から欠落してしまったのです。

このミステリーに対する私なりの結論

ここ数年間、私は病気の再発を経験しています。その病気とは「うつ病」なのですが、症状がひどい時には次のような症状がでることもあります。

  • 横になっていても目がグルグル回って起きあがることができない。
  • 物事に対する興味・関心が持ちにくくなる。
  • 外に出る気になれない。
  • 外出すると、とんでもなく疲れて寝込む。
  • 朝、起きあがれない。
  • 義務感はあるのに行動に移せない。
  • 眠れない。
  • よくなったと思っても、数ヵ月すると症状が再発する。

etc...

これらは「うつ病」の人が必ず経験する症状ではないかもしれません。人によって差があるのです。

現在は無理さえしなければ、普通の方と同じような感じに見えると思います。クリニックでの診療や投薬のおかげでもあります。

このようにブログを書けるなんて、一時は考えられませんでした。

そう考えると、今は安定しているのかもしれません。

今回のミステリーに対しては、「物事に対する興味・関心が持ちにくくなる。」ことが関連していると考えています。

おそらくアシュケナージ父子のコンサートがあった当時、私自身、興味を持てるだけの余裕があったのだと思います。しかし、それほどに良い状態ではなかったのだろうとも推測しています。

結果として、記憶に留めることができなかったと思うのです。

もう一度、機会があるならば聴きにいきたいです。

現在私にできることは、サイン入りの2枚のCDでアシュケナージ父子の演奏を堪能することです。近々、ご紹介しますね。

まとめ

マイ・ミステリー
  1. ミステリーとは大げさだが、コンサートを覚えていないのは不思議。
  2. 大切な記憶は記録とともに残そう!
  3. もう一度、アシュケナージ父子のコンサートに行きたい!

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