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本当に同い年?心に染みるヴァイオリンの響き|川畠成道「ザ・ベスト」

川畠成道ベスト
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ヴァイオリニストの川畠成道さんのデビュー10周年記念ベストアルバム「ザ・ベスト」をご紹介します。

チャリティコンサートも積極的に開催している川畠成道さん。

子供が小学生だった頃、文京シビックホールに家族で何度か聴きに行かせていただきました。

ミーハーな私の重要なミッションは、コンサート終了後のサイン会。会場で購入したCDにサインをいただくのが楽しみだったのです。

今回ご紹介する「ザ・ベスト」に収録されている「アヴェ・マリア」(グノー)には心揺さぶられますよ。

■川畠成道「ザ・ベスト」-10th Anniversary-

  • ヴァイオリン:川畠成道
  • ピアノ:ロデリック・チャドウィック
  • ビクターエンタテインメント【VICC-60664】

川畠成道「ザ・ベスト」-10th Anniversary-とは

川畠成道ベスト

川畠成道「ザ・ベスト」-10th Anniversary-の収録曲をご紹介します。

  1. 歌の翼に(F.メンデルスゾーン/編曲:Y.ハイフェッツ)【3分39秒】
  2. ハンガリー舞曲 第5番(J.ブラームス)【2分13秒】
  3. カンタービレ(N.パガニーニ)【4分02秒】
  4. チャルダッシュ(V.モンティ)【3分49秒】
  5. オブリビオン(A.ピアソラ/編曲:啼鵬)【5分14秒】
  6. タイスの瞑想曲(J.マスネ/編曲:M.P.マルシック)【4分59秒】
  7. ツィゴイネルワイゼン(P.サラサーテ/編曲:Z.フランチェスカッティ)【9分05秒】
  8. ノクターン(F.ショパン/編曲:N.ミルシュテイン)【3分45秒】
  9. スペイン舞曲 第1番(M.ファリャ/編曲:F.クライスラー)【3分36秒】
  10. マーチ~歌劇「3つのオレンジへの恋」(S.S.プロコフィエフ/編曲:Y.ハイフェッツ)【1分39秒】
  11. ヴォカリーズ(S.ラフマニノフ)【5分37秒】
  12. 熊蜂の飛行(N.A.リムスキー=コルサコフ/編曲:Y.ハイフェッツ)【1分14秒】
  13. ロンドンデリー(アイルランド民謡)【4分12秒】
  14. エスクアロ(A.ピアソラ/編曲:寺嶋陸也)【3分30秒】
  15. カルメン幻想曲(F.ワックスマン)【11分11秒】
  16. アヴェ・マリア(C.グノー/編曲:G.サエンゲル)【5分08秒】
わたなびはじめ
わたなびはじめ
川畠成道「ザ・ベスト」-10th Anniversary-に収録されている「ロンドンデリー」。
ロンドンデリーの歌」や「ダニー・ボーイ」としても知られているよね。
美しいけれど、どこか悲し気なこの曲。
歳のせいか、以前にも増して心に染み入るんだ~。
個人的には、アンディ・ウィリアムスが歌う「ダニー・ボーイ」も大好き!

ヴァイオリニスト・川畠成道とは

川畠成道ベスト

川畠成道さんは、私と同じ1971年(昭和46年)生まれ。出生地は東京です。

幼い頃に視覚障害を負い、その後ヴァイオリン及び音楽の勉強を始めています。桐朋学園大学を卒業した後、英国王立音楽院に留学します。

1997年(平成9年)には英国王立音楽院でスペシャル・アーティスト・ステイタスの称号を受け、同院を首席で卒業しています。私には計り知れないほどの努力をされたのだと思います。

翌1998年(平成10年)に、小林研一郎氏の指揮する日本フィルハーモニー交響楽団との共演でデビューを果たします。

1999年(平成11年)にリリースされたファーストアルバム「歌の翼に」(ビクターエンタテインメント)は、20万枚の大ヒットを記録しています。スゴイですよね!

2004年(平成16年)には、チャールズ皇太子主催のリサイタルシリーズ(イギリス)に招かれて高い評価を得ています。

川畠成道さんは、世界のオーケストラとも共演をしています。

  • ボローニャ歌劇場室内合奏団
  • ザルツブルグ・モーツァルテウム管弦楽団
  • スロヴェニア国立マリボール歌劇場管弦楽団
  • キエフ国立フィルハーモニー交響楽団

ちなみに私は、川畠成道さんがボローニャ歌劇場室内合奏団と共演した「川畠成道の四季」のCDも持っています。DVDもコンサート会場で購入しましたね。ミーハーですから、サインもいただいています。

川畠成道さんはご自身の音楽活動だけでなく、積極的にチャリティコンサートを行なっています。日本国内だけでなく海外でも活動されているのはすばらしいと思います。

2017年(平成29年)には文部科学省の「スペシャルサポート大使」に就任し、現在も活躍されています。

わたなびはじめ
わたなびはじめ
川畠成道さんのコンサートに行かせていただいたとき、自分と同い年とは思えなかった。
若くてしっかりされている印象」を受けたよ。
私自身がポッチャリしてオヤジ化していますから、比較すること自体が失礼なんだけれね...

そういえば、コンサート会場だけでなく別の会場でも川畠成道さんの演奏を聴いたことがありました。この記事を書きながら思い出しました。

以前、私が住んでいた近くの区立図書館のホールで、川畠成道さんが無料の演奏会を行なってくださったのです。その情報を知ったとき、すぐに申し込みました。幸いなことに家の近所で川畠成道さんの生演奏を聴くことができました。

わたなびはじめの感想:川畠成道「ザ・ベスト」について

川畠成道ベスト

川畠成道さんの10周年を記念したベストアルバムをご紹介していますが、現在ではファーストアルバム発売から20年以上が経っています。

私はクラシック音楽や絵画、UKロックが大好きです。しかしうつ病の影響で、自分の好きだったことにも関心を持てない時期がありました。それだけでなく、外出すらままならない期間もありました。

ようやく好きだったことに対する関心も取り戻せてきています。

そんな経験をしているからかもしれませんが、こんなふうに思うんです。「音楽や絵画を楽しめるって幸せなことだな」と。

私は音楽によってさまざまな感情を受け取っています。

川畠成道さんの「ザ・ベスト」に収録されている「アヴェ・マリア」には祈りにも似た安らぎを感じさせてもらっています。

数ある録音作品の中で、そのように自分の安らぎを求められる楽曲と出会えたことは「幸せ」としか言いようがありません。

わたなびはじめ
わたなびはじめ
ちなみにグノーの「アヴェ・マリア」は、バッハの平均律クラヴィーア曲集の中の「プレリュード」にメロディーを付けたものだと言われているよ。
以前、NHKの「ららら♪クラシック」で知った記憶が残っている。
同タイトルの曲は複数ありますが、現時点ではグノーの「アヴェ・マリア」が一番好きだな。

まとめ

川畠成道「ザ・ベスト」
  1. ヴァイオリニスト川畠成道のデビュー10周年を記念したアルバム。
  2. 美しくどこか悲し気なロンドンデリーが魅力的。
  3. アヴェ・マリアには安らぎを感じる。

■関連CDのご案内です。
    

ヴァイオリニスト・川畠成道氏のデビュー10周年を記念するベストアルバムです。「アヴェ・マリア」「タイスの瞑想曲」「ロンドンデリー」他を収録。

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