2020年(令和2年)9月30日、国立西洋美術館で開催されているロンドン・ナショナル・ギャラリー展に行ってきました。
ゴッホの「ひまわり」はもちろんのこと、フェルメールの作品をはじめすばらしい絵画に感動しました。
ロンドン・ナショナル・ギャラリー展【国立西洋美術館】

美術館に足を運んだのは2020年(令和2年)で2回目です。一度目はコロナ禍になる前の1月にアーティゾン美術館でした。

半ばあきらめていた美術館での絵画鑑賞でしたが、昨日(9月30日)は天気も体調も良かったため意を決して上野へと向かいました。
京成上野駅を出て上野恩賜公園内を通って国立西洋美術館を目指しながら、青空と心地よい気温で心がリフレッシュする感じがしました。
国立西洋美術館に到着したのは9時30分の数分前だったと思います。(実は腕時計の電池切れで正確な時間がわかりませんでした。)
現在、国立西洋美術館(ロンドン・ナショナル・ギャラリー展)では入場時間制限が行なわれています。
私が到着した時点で、国立西洋美術館の前には行列ができていました。平日の午前中にもかかわらず、ロンドン・ナショナル・ギャラリー展の人気の高さを感じました。
今回開催されたロンドン・ナショナル・ギャラリー展の目玉のひとつは、あきらかにゴッホの「ひまわり」です。
実は、図録は2パターンあったんだ。
内容は同じだけれど、表紙に用いられている絵画が違っていたんだよね。
ゴッホが7作描いた「ひまわり」のひとつを、じっくりと鑑賞できたことは至極の時間でした。しかしそのほかの作品もすばらしかったです。
私は今回のロンドン・ナショナル・ギャラリー展については、ほとんど予備知識なく観に行きました。ゴッホの「ひまわり」の他にどのような作品が展示されているのかも知らずにいました。
個人的に感動した作品のいくつかをご紹介しますね。
- カルロ・クリヴェッリ「聖エミディウスを伴う受胎告知」
- サンドロ・ボッティチェッリ「聖ゼノビウス伝より初期の四場面」
- レンブラント・ハルメンスゾーン・ファン・レイン「34歳の自画像」
- ヨハネス・フェルメール「ヴァージナルの前に座る若い女性」
- アンソニー・ヴァン・ダイク「レディ・エリザベス・シンベビーとアンドーヴァー子爵夫人ドロシー」
- ジョヴァンニ・アントニオ・ペッレグリーニ「井戸端のリベカ」
- ジョヴァンニ・パオロ・パニーニ「人物のいるローマの廃墟」
- エル・グレコ「神殿から商人を追い払うキリスト」
- ディエゴ・ベラスケス「マルタとマリアの家のキリスト」
- フランシスコ・デ・スルバラン「アンティオキアの聖マルガリータ」
- バルトロメ・エステバン・ムリーリョ「窓枠に身を乗り出した農民の少年」
- アリ・シェフェール「ロバート・ホロンド夫人」
- ピエール=オーギュスト・ルノワール「劇場にて(初めてのお出かけ)」
- クロード・モネ「睡蓮の池」
- ポール・ゴーガン「花瓶の花」
etc...
ひとつだけ感想を述べさせてもらうなら、カルロ・クリヴェッリ作「聖エミディウスを伴う受胎告知」に描かれたいた孔雀の閉じて垂れ下がった羽の美しさは見事でした。ビックリしました!
2020年(令和2年)10月18日まで開催されているロンドン・ナショナル・ギャラリー展【国立西洋美術館】は、西洋絵画がお好きな方にはおすすめの展覧会ですよ。
わたなびはじめの感想・ロンドン・ナショナル・ギャラリー展

ロンドン・ナショナル・ギャラリーの豊富な絵画の一部を日本で鑑賞できたことは、私にとって特別な機会でした。
好きな画家の作品を鑑賞できたことも喜びのひとつでしたが、純粋に初めて目にした絵画に惹きつけられもしました。
会場を巡りながら、思わずフェルメールの「ヴァージナルの前に座る若い女性」やルノワールの「劇場にて(初めてのお出かけ)」と出会ったときも感激でいっぱいに…
私が美術鑑賞に興味を持つキッカケとなった国立西洋美術館で、また絵画を鑑賞できたことは幸せな時間でした。
まとめ
- ロンドン・ナショナル・ギャラリー展は2020年10月18日まで国立西洋美術館で開催。
- ゴッホの「ひまわり」の展示方法がカッコよかった!
- ゴッホの「ひまわり」だけでなく、他の作品も見応えあり!
- 名画との出会いに感動。