19~20世紀にかけて活躍したアメリカ出身の画家ジェイムズ・ジェブーサ・シャノンとは、どのような生涯を送ったのでしょうか?
わかりやすくご紹介します。
ジェイムズ・ジェブーサ・シャノンとは

ジェイムズ・ジェブーサ・シャノンは1862年(文久2年)にニューヨーク州オーバーンで誕生しました。
ジェイムズ・ジェブーサ・シャノンが絵画を学び始めたのは1875年(明治8年)頃のことのようです。その頃には家族とともにカナダのオンタリオ州に引っ越していました。
1878年(明治11年)、ジェイムズ・ジェブーサ・シャノンはイギリス・ロンドンに渡ります。サウス・ケンジントン・学校(官立デザイン学校のこと。後のロイヤル・カレッジ・オブ・アート)で絵画を学びました。
ジェイムズ・ジェブーサ・シャノンは肖像画を描いていたようです。
ロイヤル・アカデミー・オブ・アーツで発表した作品は好評でした。1897年(明治30年)、ジェイムズ・ジェブーサ・シャノンはアカデミーの準会員となります。12年ほどの時を経て正会員になっています。
「王立芸術院」と邦訳されるみたい。
1768年(明和5年)にジョージ3世によって認証され、1769年(明和6年)にスタートしているんだ。
ジェイムズ・ジェブーサ・シャノンは、後にフランス絵画の普及に影響を与えることになる新英国美術クラブの創設にも携わっています。
アメリカにおいては、1908年(明治41年)にナショナル・アカデミー・オブ・デザインの準会員にもなっています。しかし、ジェイムズ・ジェブーサ・シャノンはイギリスに留まることを選んだようです。
1922年(大正11年)には、ジョージ5世から「ナイト」の称号を与えられています。
その後、国際展覧会で受賞し、作品がメディア(新聞・雑誌)で採り上げられることに。それにより、アメリカでの名声を確立しました。
イギリスとアメリカで高く評価された画家ジェイムズ・ジェブーサ・シャノンは、1923年(大正12年)に亡くなりました。
なびさんぽで紹介しているジェイムズ・ジェブーサ・シャノン作品

【なびさんぽ】でご紹介しているジェイムズ・ジェブーサ・シャノンの作品は次の通りです。
栗鼠 | 1896年制作。 【ブルックリン美術館所蔵】 |
---|
まとめ
- ジェイムズ・ジェブーサ・シャノンはニューヨーク州オーバーン出身。
- ロンドンで絵画を学んだ。
- イギリスとアメリカで名声を得た画家。