LED ZEPPELIN(レッド・ツェッペリン)の「ALL MY LOVE(オール・マイ・ラブ)」は、激しい楽曲とは全く趣を異にしたやわらかで豊かな愛を表現した楽曲です。
落ち着いて聴いていられる大人のラブ・ソングですね。
今回はLED ZEPPELIN(レッド・ツェッペリン)のベスト・アルバム「マザーシップ」からご紹介します。
■レッド・ツェッペリン / マザーシップ
- ワーナーミュージック・ジャパン
- 帯【WPCR-14841/2】
- ケース(背部)【WPCR-12783/4】
LED ZEPPELIN(レッド・ツェッペリン)「ALL MY LOVE(オール・マイ・ラブ)」

「ALL MY LOVE(オール・マイ・ラブ)」は、1979年(昭和54年)にリリースされたLED ZEPPELIN(レッド・ツェッペリン)の8枚目のスタジオ・アルバム「In Through the Out Door(イン・スルー・ジ・アウト・ドア)」に収録された楽曲です。
レッド・ツェッペリンの楽曲の多くはジミー・ペイジの作曲によるものが多かったのですが、「オール・マイ・ラブ」は違います。
- 作詞:ロバート・プラント
- 作曲:ジョン・ポール・ジョーンズ
「ALL MY LOVE(オール・マイ・ラブ)」の歌詞の印象は純粋なラブ・ソングのように感じますが、実は幼くして亡くなったロバート・プラントの息子さんに捧げられた楽曲だと言われています。
ジョン・ボーナムの力強いドラム・サウンドの上に、ジミー・ペイジの繊細で哀愁を感じさせるギター(アコースティック・ピッキング)がムードを醸成しています。
ジョン・ポール・ジョーンズのキーボードのソロ部分は印象的で、レッド・ツェッペリン・サウンドの多様性を見事に表現しています。
そしてロバート・プラントの落ち着いた歌声が、秘めた想い(家族愛)と純粋な愛を訴えかけているかのように胸に響いてきます。
ハードな楽曲を好むレッド・ツェッペリンのファンにとっては物足りなさを感じるかもしれませんが、私にとっては紛れもない名曲のひとつです。
わたなびはじめの感想:レッド・ツェッペリン「オール・マイ・ラブ」について

本来は「In Through the Out Door(イン・スルー・ジ・アウト・ドア)」から紹介するべきだったのでしょう。
ですが私は「In Through the Out Door(イン・スルー・ジ・アウト・ドア)」については、2015年(平成27年)にリマスターされれた「スーパー・デラックス・エディション」しか持っていません。
それの写真をご紹介したかったのですが、レコードやCD、ハイ・クオリティ・プリント・ジャケット、ブックレットを広げて撮影できる場所がなかったのであきらめました。(部屋が雑然としていて、お見せできない状態でした。)
個人的には、「ALL MY LOVE(オール・マイ・ラブ)」と「天国への階段」をセットで聴いたりすることもあります。
「ALL MY LOVE(オール・マイ・ラブ)」は特に大人の雰囲気が感じられて好きな楽曲です。
落ち着いて、物思いにふけるのにもピッタリ!
レッド・ツェッペリンをあまりお聴きになったことのない方でも、「ALL MY LOVE(オール・マイ・ラブ)」なら抵抗感が少なく聴けるかもしれませんよ。
まとめ
- 「オール・マイ・ラブ」はレッド・ツェッペリンの8thアルバム「イン・スルー・ジ・アウト・ドア」に収録された楽曲。
- 作詞・作曲にジミー・ペイジは加わっていない。
- 大人の雰囲気を感じる愛の歌。
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