レコード

わたなびはじめの芸術的散歩道「レコード」

レコード

結局、レコードの魅力って何?

もしかするとレコード好きは合理的でないのかもしれません。
なぜなら...

  • 保管するのに物理的スペースが必要。
  • 保管状態(温度、湿度、置き方など)配慮が必要。
  • 聴くためにレコードプレイヤーにセットするなどの手間がかかる。
  • 古くさいイメージ、よく言って「レトロ」。
  • 時代の流れに淘汰された録音媒体。
  • 持ち運びながら音楽を聴けない。
  • 基本的に収録順に楽曲を聴くことになる。
  • 希少価値の高いレコードは高価。

etc...

少し考えただけで、こんなにも面倒な要素が思いつきます。

それに比べて、デジタル音源は確かに便利です。

  • 好きな曲購入できる。
  • サブスクなら毎月一定の料金で音楽を楽しめる。
  • スマホなど、日頃持ち歩いているツールで楽しめる。
  • 基本的に保管場所不要。
  • クリアな音を楽しめる。

etc...

思ったよりもデジタル音源の良さを挙げられませんでした。
私自身が充分に利用していない証拠ですね。

こんなことを読まされたら「レコードのメリットって何なの?」ということになりかねませんよね。
よほどの変わり者みたいに感じる方もいたりして。

ところが中古レコードを扱うお店を覗いてみるとお客さんは結構いらっしゃって、なかには海外の方の姿も見られることもあるのです。

私個人が感じるレコードの魅力はを紹介しますね。

  • レコードの音が好き。
  • 手間も含めて楽しみを感じられる。
  • 所有感が満たされる。
  • 希少価値の高いレコードに魅力を感じる。
  • 中古レコードは一期一会の出会いを楽しめる。
  • ジャケットにもアーティストのこだわりを感じる。

結局のところ、合理性だけでは説明がつきません。

私が所有しているレコード数はそれほど多くはありません。
しかも、高価なものばかりではありません。

その反面中古レコードばかりでもなく、新品もあります。

経済的な側面を考えれば、デジタル音源で比較的安価に音楽を楽しめる方が家計にはやさしいです。
限られた予算の中、家族の同意を得る努力をし、ようやくレコードを購入するなんてこともありますから。

でもね、やっぱりレコードっていいんですよね。

もしかするとレコードからCDへと移り変わる過程を経験しているから、魅力的に感じるのかもしれません。

今でも高校時代に購入したレコードが懐かしいです。
レベッカの「オリーブ」という2枚組のアルバムなんか、なんで処分してしまったのだろう?と思います。

何を隠そう、私自身が一度レコードを捨てCDに走った経験の持ち主なのです。
その意味でレコードに対して一途だったわけではなく、魅力を再発見(再認識)したクチです。

わたなびはじめの芸術的散歩道「レコード」カテゴリーでは

上述したように、偉そうなことやカッコのいいことは言えません。

そこでこの「レコード」カテゴリーでは、次のことを中心にご紹介したいと思います。

  • レコードに対する個人的なこだわり。
  • (もしかすると)自慢話。
  • 中古レコードとの出会いのドラマ。
  • レコードの扱い方。
  • わたなび流レコードの楽しみ方。

etc...

「こんな人もいるんだなぁ~」くらいの気持ちで接してくださるとうれしいです。