2020年(令和2年)もあと1ヶ月ですね。
それと同時にクリスマス(イエス・キリストの誕生を記念し祝う)シーズン到来です。
J・S・バッハが作曲をした「コラール:いまぞ喜べ、汝キリストのともがらよ BWV734」は、クリスマス・シーズンにピッタリの楽曲です。
『トッカータとフーガ ニ短調 鈴木雅明/バッハ・オルガン名曲集』【CD】で聴いた感想をご紹介します。
■トッカータとフーガ ニ短調 鈴木雅明/バッハ・オルガン名曲集
- オルガン:鈴木雅明
アンゲルミュンデのマリア教会(ドイツ) - ROMANESCA【KICC 193】
- 発売元:キングレコード株式会社
J・S・バッハ「コラール:いまぞ喜べ、汝キリストのともがらよ BWV734」とは

J・S・バッハが「コラール:いまぞ喜べ、汝キリストのともがらよ BWV734」をいつ作曲したのかはわかりません。
【CD】『トッカータとフーガ ニ短調 鈴木雅明/バッハ・オルガン名曲集』のライナーノーツ解説によると、どうやら曲集に含まれていない単独作品のようです。
イエス・キリストの誕生を待ち望む期間(アドベント:クリスマス前の4週間のこと)に聴くにふさわしい楽曲のひとつです。
J・S・バッハとは

18世紀にドイツで活躍した音楽家ヨハン・セバスティアン・バッハ(J・S・バッハ)については、『すぐわかる!J・S・バッハとは|「音楽の父」「ドイツ3大B」の生涯について』をご参照ください。

わたびはじめの感想:J・S・バッハ「コラール:いまぞ喜べ、汝キリストのともがらよ BWV734」について

ここからは『トッカータとフーガ ニ短調 鈴木雅明/バッハ・オルガン名曲集』に収録されている、J・S・バッハ作曲「コラール:いまぞ喜べ、汝キリストのともがらよ BWV734」の感想をお伝えします。
※【 】は、今回聴いたCDでの演奏時間です。
■「コラール:いまぞ喜べ、汝キリストのともがらよ BWV734」【2分01秒】
2分という短い楽曲ですが、クリスマスらしさを感じる美しい作品です。
出だしからキラキラ感が漂っています。まるで輝くクリスマスツリーを象徴しているかのようです。(バッハの時代には電飾はなかったでしょうが...)
高音(ソプラノ?)がまばゆく光り輝く印象を与えます。低めの音(テノール?)がコラールの旋律を奏でているのでしょう。
高音は途切れずに移り変わり、コラールはゆったりと進行する感じで、その組み合わせが絶妙です。
もっと長く聴いていたい!と感じる作品でした。
イエス・キリストの降誕を祝う季節にはピッタリの楽曲ではないでしょうか。
救い主の誕生を記念するクリスマスを待ちわびる人々の心が、音楽で表現されているかのようです。
もう、50歳を目前にしたおじさんになってしまっているけれど、新しい発見ができてうれしい!

まとめ
- 「コラール:いまぞ喜べ、汝キリストのともがらよ BWV734」をバッハがいつごろ作曲したのかは不明。
- 「コラール:いまぞ喜べ、汝キリストのともがらよ BWV734」は約2分という短めの作品。
- クリスマス・シーズンにピッタリの楽曲。
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