クラシック音楽

すぐわかる!世界的ピアニスト クリスティアン・ツィマーマンとは

すぐわかる!世界的ピアニスト クリスティアン・ツィマーマンとは

世界的ピアニストのクリスティアンィ・ツィマーマンとは、どのような人物なのでしょうか?

近日中に、ツィマーマンがピアノソリストを務めたロベルト・シューマンとエドヴァルド・グリーグのピアノ協奏曲の紹介を予定していますので、今回はツィマーマンについてわかりやすくご紹介します。

手元にあるカラヤン・ゴールドシリーズ【CD】に、上記2曲が収録されている1枚がありましたので。

指揮者はヘルベルト・フォン・カラヤン、演奏はベルリン・フィルハーモニー管弦楽団とツィマーマン(ピアノ)の共演です。

わたなびはじめ
わたなびはじめ
協奏曲と言えば、個人的には「ヴァイオリン協奏曲」が大好きなのですが、「ピアノ協奏曲」も結構好きなのです。

クリスティアンィ・ツィマーマンとは

ポーランド・ワルシャワポーランド・ワルシャワ

クリスティアン・ツィマーマンはポーランド出身のピアニストで、ショパン国際ピアノコンクールで優勝経験のある世界的ピアニストのひとりです。

ツィマーマンの誕生~幼少期

ポーランド・ワルシャワの風景ポーランド・ワルシャワの風景

クリスティアン・ツィマーマンは、ポーランド南部の街ザブジェで1956年(昭和31年)12月5日に誕生しました。

ザブジェはポーランドのシロンスク県にある工業都市です。ドイツ領だった頃には「ツァブルツェ」や「ヒンデンブルク」と呼ばれていました。

その歴史は古く、街の起源は13世紀まで遡れるようです。地下資源が豊富なため鉱工業で栄えましたが、近年では環境汚染問題の対策が求められているようです。

ピアニストだったツィマーマンの父親は、工場勤めの傍らバーで演奏していたようです。そのような環境もあって、ツィマーマンに最初にピアノを指導したのは父親です。習い始めたのは5歳頃からのことでした。

その2年後には、アンジェイ・ヤシンスキに師事しています。

ツィマーマンの学生時代と輝かしい受賞歴

グランドピアノ

ツィマーマンの学生時代、ポーランドではピアノに限らず物資の調達が困難な時期でした。

そのため、ツィマーマンは自らピアノの部品製作や修理を行なっていたといいます。

わたなびはじめ
わたなびはじめ
ピアニストとしてはあまり恵まれている環境には思えないな…

しかしピアノを手作業で修理するといった経験は、ツィマーマンにとって必ずしも不幸なことではありませんでした。

なぜなら、ピアノといった複雑な楽器の構造や素材に対する知識が培われたからです。

ここでツィマーマンの輝かしい国際コンクールの受賞歴をご紹介しましょう。

1973年
(昭和48年)
ベートーヴェン国際音楽コンクール【優勝】
1975年
(昭和50年)
第9回 ショパン国際ピアノコンクール【優勝】
※当時18歳で史上最年少優勝!

2000年(平成12年)に開催された第14回 ショパン国際ピアノコンクールでは、ユンディ・リがコンクール期間中に18歳となり、最年少優勝の記録を塗り替えました。

わたなびはじめ
わたなびはじめ
ちなみにショパン国際ピアノコンクールには、16歳以上30歳以下といった年齢制限があるんだよ!

コンクールの受賞とは違いますが、2005年(平成17年)にツィマーマンは、フランスのレジオン・ドヌール勲章(シュバリエ章)を受章しています。フランスにおける最高勲章です。

ツィマーマン、ポーランドを離れ、後進の育成に

スイス・バーゼルスイス・バーゼル

1981年(昭和56年)の年末、ツィマーマンはポーランドを離れスイスに移ることを決意します。

その理由として考えられることは、ヴォイチェフ・ヤルゼルスキが戒厳令を発したことです。ヴォイチェフ・ヤルゼルスキは、軍人として上級大将にまでなった人物で、当時はポーランドの首相でした。

スイスに移ったツィマーマンは、後進の育成にも携わっています。1996年(平成8年)、スイスのバーゼル音楽院で教えることになったのです。

ショパンが亡くなって150年を経た1999年(平成11年)には、ポーランド祝祭管弦楽団を設立します。このオーケストラには、ポーランドの若手音楽家がオーディションで集められました。

わたなびはじめ
わたなびはじめ
ポーランド祝祭管弦楽団は、ヘルベルト・フォン・カラヤンやレナード・バーンスタイン、小澤征爾、サイモン・ラトルといった著名な指揮者との共演もしているんだよ!

ツィマーマンの演奏に関するこだわり

グランドピアノ

ツィマーマンは自身のピアノ演奏に対するこだわりも非常に強いピアノ演奏家です。

ピアノは一人で気軽に持ち運びできる楽器ではありません。

ところがツィマーマンは自身の公演において、演奏する曲目によって自身の所有しているピアノを調整し演奏会場に運搬するというのです。

さらにはピアノの調律師も同伴させていて、会場の特性に応じて微調整も行なうほどの徹底ぶり。

わたなびはじめ
わたなびはじめ
すごいプロ魂に思えるよね。
鑑賞する側にしてみれば、うれしい限りだな!

演奏会で曲を披露するに際しては、10年もの期間をかけて準備を重ねるというのですから驚きですよね。

1978年(昭和53年)以降何度も来日していて、リサイタルの数は100を超えています。日本のツィマーマンファンにとってはうれしいことです。

2011年(平成23年)の東日本大震災の折には日本にいらしたようで、その後、震災の被災者支援チャリティコンサートなどを行なっています。

ツィマーマンのレパートリーの幅は広く、ポーランド出身のショパンはもちろんのこと、ベートーヴェン、ブラームス、ラヴェル、ドビュッシー、シューベルト、ラフマニノフなど多彩です。

ツィマーマンは間違いなく現代におけるクラシック音楽界の巨匠のひとりです。

なびさんぽで紹介しているクリスティアンィ・ツィマーマンの演奏作品

シューマン・グリーグ「ピアノ協奏曲」【ツィマーマン】

【なびさんぽ】でご紹介しているクリスティアンィ・ツィマーマン(ピアノ)の演奏している作品をご紹介します。

シューマン作曲「ピアノ協奏曲」 指揮ヘルベルト・フォン・カラヤン
演奏:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
グリーグ作曲「ピアノ協奏曲」 指揮ヘルベルト・フォン・カラヤン
演奏:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

まとめ

クリスティアン・ツィマーマンとは
  1. 第9回 ショパン国際ピアノコンクールで優勝。
  2. 数多く来日しリサイタルやコンサートも数多く開催している。
  3. クラシック音楽界の巨匠のひとり。

■関連CDのご案内です。
    

ツィマーマン(ピアノ)、指揮カラヤン、演奏ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団によるシューマン/グリーグ「ピアノ協奏曲」です。

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