イタリア・バロック期に活躍した画家ルーカ・フェッラーリ(ルカ・フェラーリ)。
「ルーカ・ダ・レッジョ」とも呼ばれています。
残念ながら、ルーカ・フェッラーリの約50年に渡る生涯についての情報はあまり多くはありません。
ルーカ・フェッラーリの生涯

ルーカ・フェッラーリはイタリア北部の街レッジョ・エミリアで1605年(慶長10年)2月17日に誕生しました。
ルーカ・フェッラーリはボローニャで、レーニから古典的理想美の表現を学びました。
その後22歳頃からは、ボローニャ派のアレッサンドロ・ティアリーニのアトリエにも訪問するようになります。ティアリーニからは、多様なタッチによる表現力を取り入れます。
上述の2人以外の画家からも絵画の技法を学び取り、ルーカ・フェッラーリ自身の表現へと至ります。
1610年(慶長15年)から十数年にわたり、レッジョ・エミリアのマドンナ・デッラ・ギアラ大聖堂のフレスコ画などの装飾を手掛けました。
ルーカ・フェッラーリは、1654年(承応3年)2月8日に亡くなりました。
わたなびはじめ
1997年(平成9年)に東京都庭園美術館で開催された「プーシキン美術館所蔵 イタリア・バロック絵画展」の図録の表紙は、ルーカ・フェッラーリ作「ソフォニスバ」だったんだ!
なびさんぽで紹介しているルーカ・フェッラーリ作品

なびさんぽで紹介しているルーカ・フェッラーリ作品をご紹介します。
ソフォニスバ | 制作時期:1640年代。 【プーシキン美術館所蔵】 |
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まとめ
ルーカ・フェッラーリとは
- ルーカ・フェッラーリはボローニャ派の画家だった。
- ルーカ・フェッラーリについての情報は乏しい。