アメリカの画家・イラストレーターだったウィリアム・グラッケンズとは、どのような生涯を送ったのでしょうか?
わかりやすくご紹介します。
ウィリアム・グラッケンズとは

ウィリアム・グラッケンズは1870年(明治3年)3月13日にアメリカ合衆国ペンシルベニア州フィラデルフィアに生まれた、画家でありイラストレーターです。
ウィリアム・グラッケンズは新聞の挿絵画家としても活躍した経歴の持ち主です。1890年代の初めころには、ペンシルヴェニア美術アカデミーでトーマス・アンシュッツから絵画を学びます。
1895年(明治28年)にはフランス・パリに行きますが、翌年にはアメリカに戻っています。ニューヨークに戻ってからも挿絵画家として成功しています。「The Eight(ジ・エイト)」と呼ばれる無所属画家8人組のメンバーでもありました。
1900年代に入ってから2度ヨーロッパを旅行しており、ルノワールの作品から影響を受けました。
1912年(明治45年・大正元年)にはアルバート・C・バーンズのエージェント兼アドバイザーになっています。アルバート・C・バーンズといえば、フィラデルフィア在住の有名な美術作品コレクターでした。その美術コレクションは、バーンズ・コレクションとして世界に広く知られています。グラッケンズとバーンズは、どうやら高校時代の友人だったようです。
わたなびはじめ
バーンズ・コレクションといえば、僕が本物の絵画を実際に観たい!と強く思うようになったキッカケ。
1994年(平成6年)に国立西洋美術館で開催された「バーンズ・コレクション展」で、美術作品を鑑賞する喜びや美術館独特の雰囲気に惹かれることになった経緯があるんだ。
ウィリアム・グラッケンズとバーンズが上述のような関係にあったということは、僕の美術作品に対する想いにも何がしかの影響を与えてくれたってことかもね。
1994年(平成6年)に国立西洋美術館で開催された「バーンズ・コレクション展」で、美術作品を鑑賞する喜びや美術館独特の雰囲気に惹かれることになった経緯があるんだ。
ウィリアム・グラッケンズとバーンズが上述のような関係にあったということは、僕の美術作品に対する想いにも何がしかの影響を与えてくれたってことかもね。
ウィリアム・グラッケンズは1938年(昭和13年)5月22日に亡くなりました。
ウィリアム・グラッケンズの作品

【なびさんぽ】でご紹介したウィリアム・グラッケンズの作品です。
ローラースケートの子供たち | 1910年頃制作。 【ブルックリン美術館所蔵】 |
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まとめ
ウィリアム・ブラッケンズとは
- ウィリアム・グラッケンズは、画家・イラストレーターとして活躍。
- ルノワールの作品から影響を受けた。
- アルバート・C・バーンズとは高校時代からの友人。