東京では雪がちらついた2020年(令和2年)1月18日。
アーティゾン美術館がリニューアルオープンしました。
開館記念展「見えてくる光景 コレクションの現在地」では、驚きと興奮が満載でした!
以前、「アーティゾン美術館(旧ブリヂストン美術館)を開館前に訪問!」でご紹介しましたが、私は新しくなったアーティゾン美術館(旧ブリヂストン美術館)に行くのはこれが2度目。
商品の陳列されていなかったミュージアムショップも、キレイにグッズが並べられていてウキウキしました。私の目的は、開館記念展「見えてくる光景 コレクションの現在地」の図録購入でしたが…
この記事だけでは、今日の感動をお届けしきれないと思っています。200枚近く写真も撮ってきたので、開館記念展「見えてくる光景 コレクションの現在地」の詳しいお話は、別記事で近日中に公開する予定です。
今回は、アーティゾン美術館 開館記念展「見えてくる光景 コレクションの現在地」で驚いたことをご紹介します。
アーティゾン美術館 開館記念展「見えてくる光景 コレクションの現在地」の驚き3選

リニューアルオープン初日ということもあり、雪が降るような寒さでも来場者は多かったです。
チケットは事前申し込みになっていました。入場時間を選択できるのです。そのため、混雑はある程度緩和されていました。
私がアーティゾン美術館に着いたのが10時半頃。10:00~11:30の時間内に入場できるように予約していました。
開館時間より30分遅れて到着しましたが、外に列ができていました。10分ほどで館内に入ることができました。
館内に入ったあとも展示室に入るために、人数制限をしていました。展示室は4~6階なので、3階まではエスカレーターで、6階にはエレベータで移動。鑑賞する順序としては、6階から4階に降りていくようになっていました。
前置きが長くなりました。ここからは私が驚いた内容をお伝えします。
驚き① 展示物の写真撮影OKにビックリ!

何よりも驚いたこと。
それは、展示作品のほとんどが写真撮影OKだったことです。
ほとんどというか、おそらく開館記念展「見えてくる光景 コレクションの現在地」は全作品写真撮影OKだったはず。写真撮影NGの作品にはその旨掲示されているとのことでしたが、正直、ひとつもNGマークを見かけませんでした。
帰宅後、撮影した枚数は200枚を超えていました。(同一作品複数回撮影、作品以外の撮影含む)
写真撮影しながら名画を鑑賞できるのは、とても満足度が高かったです。
なかでも新収蔵作品の「洛中洛外図屏風」は感動的でした。作品保存も兼ねてだと思いますが、暗く隔離されたようなスペースに2枚並び、見事な演出!
私は美術館の方(おそらく学芸員さん)に尋ねました。
なぜ、作品の写真を撮ってもいいのですか?と。
その回答は「リニューアルオープンするにあたり、当館(アーティゾン美術館)の所蔵作品は写真撮影を認める方針にしました。」というものでした。
なんと大胆なご決断!
鑑賞する私たちにそんな楽しみ方をさせてくれるなんてスゴイ!
但し、注意事項があります。
- 撮影可能なのは原則アーティゾン美術館所蔵作品のみ【撮影NGのものはダメ】
- フラッシュNG
- 個人利用の範囲内で写真撮影可
ここで疑問が浮かび、確認させていただきました。「ブログに写真を掲載してもよいのでしょうか?」
私が確認した限りでは、ブログでの発信は大丈夫とのことでした。
当ブログで公開させていただいている(今後公開させていただく画像も含む)写真は、上述のような許可(確認)をいただいたうえで行なっています。
「個人の利用の範囲内」とは、撮影した画像を流用して商用目的のポスター・作品等を作ったりしてはいけないということなのだと理解しました。もちろん美術館の方も、全てのケースを回答することはできないでしょうから、あとは社会的一般常識の範囲でということなのでしょう。
驚き② アーティゾン美術館の所蔵作品の充実ぶりに感嘆!

開館記念展「見えてくる光景 コレクションの現在地」では、アーティゾン美術館の所蔵作品の全てが公開されているわけではないと思います。
おそらくは厳選した作品を展示されていることでしょう。
私がミュージアムショップで図録を購入しようとした際、レジの方が「今回の特別展の図録でしたら白い方になります。」と教えてくださいました。実は所蔵作品の図録を手に取ってレジで会計しようとしていたのです。
表紙をパッと見て判断してしまったのです。価格も500円ほど高かったように思います。
開館記念展「見えてくる光景 コレクションの現在地」の図録は、税込2,200円の白い方ですよ!お間違えなく。
そうそう、なぜ図録の話を持ち出したのかというと、所蔵作品が全て展示されていたならば、所蔵作品集と特別展の図録を分ける必要はないと思ったからです。
いずれにしても3フロアーを使用した特別展なので、見ごたえも十分です。レンブラント・ファン・レイン、草間彌生、黒田清輝、クロード・モネ、アンリ・ルソー、メアリー・カサットの作品など、鑑賞できてよかったと思えたものが多かったです。
もちろん私の勉強不足で、知らない画家の作品もありました。それはそれで、新しい出会いとして楽しませていただきました。
私の関心は絵画メインなのですが、オブジェや器関連、古代エジプト関連の展示も少数ながらありましたよ。
驚き③ くつろげるイスが設置されている

展示スペースのところどころにイスが設置されていて、ゆっくりできるのもうれしかったです。
私の場合、長時間立っているとヒザにきます。
イスの形も複数あって、複数の人が腰かけられるタイプや一人掛けソファーもありました。
ほどよい間隔というか、少なすぎず多すぎず配置されているといった印象でした。
使用した男性用トイレの曇りガラスの扉は少し重めだったね。
確か4階だったかな。
妻も女性用トイレはキレイだと言ってたよ。
アーティゾン美術館とその開館記念展「見えてくる光景 コレクションの現在地」はともに大満足でした。
作品を紹介した記事『わたなび流 美術鑑賞初心者におすすめの楽しみ方5選|アーティゾン美術館編』も読んでくださいね!
よろしくお願いします。
まとめ
- 所蔵作品の写真を撮ることができてビックリ!
- アーティゾン美術館の充実の所蔵作品を堪能できる。
- ほどよく椅子が設置されていて休憩できる。