歌劇「カルメン」や「アルルの女」で有名なジョルジュ・ビゼー。
19世紀のフランスを代表する作曲家のひとりです。
ここではビゼーの生涯を、わかりやすくご紹介します。
ビゼーの生涯について

ジョルジュ・ビゼーはフランスの作曲家です。
ビゼーが生まれたのは1838年(天保9年)10月25日のパリ。当初与えられた名前は「アレクサンドル=セザール=レオポール・ビゼー」でした。洗礼を受けた際に改名したのです。
ビゼーの両親は共に音楽家で、幼い頃から音楽が身近にありました。
9歳でパリ音楽院に入学し、ピアノやオルガンだけでなく、ソルフェージュ(楽譜を読むことを中心とした基礎訓練)やフーガ(音楽形式のひとつ)等も身に付けます。
19歳のときには、カンタータ「クローヴィスとクロティルデ」でローマ大賞を受賞します。
ビゼーのピアノの腕前は、リストに賞賛されるほどのものでした。
わたなびはじめ
ローマ大賞といえば、ラヴェルを思い出すぞ。
残念ながらラヴェルは受賞できなかったんだけれど…
残念ながらラヴェルは受賞できなかったんだけれど…
ビゼーはオペラの作曲家を目指していたようです。25歳のときの歌劇「真珠採り」で、その地位を築きます。
その後もビゼーは、劇付随音楽「アルルの女」(制作:1872年)や歌劇「カルメン」(制作:1873年~1874年)を発表していきます。ビゼーの存命中には演奏されることはありませんでしたが、「交響曲 ハ長調」(制作:1855年)も作曲していました。
亡くなったのは1875年(明治8年)6月3日です。36歳という若さでした。
ビゼーの代表作品

ビゼーの代表作の作品名をいくつかご紹介します。
- 歌劇「カルメン」
- 歌劇「真珠採り」
- 歌劇「美しきパースの娘」
- 劇付随音楽「アルルの女」
etc...
【なびさんぽ】でご紹介しているビゼーの作品

【なびさんぽ】でご紹介しているビゼーの作品をリストにしますね。
アルルの女 第1・2組曲 | 指揮:小澤征爾 演奏:フランス国立管弦楽団 【レコード】 |
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カルメン 第1・2組曲 | 指揮:小澤征爾 演奏:フランス国立管弦楽団 【レコード】 |
まとめ
ビゼーとは
- ビゼーは19世紀フランスの作曲家。
- ビゼーのピアノはリストが賞賛するほどの腕前だった。
- 代表作は歌劇「カルメン」!